前山A67号墳

前山A46号墳と同規模の直径27mの円墳。
六世紀後半の築造。
大正期の「岩橋千塚第一期調査」と、平成17年(2005)に保存整備に伴う調査が行われた。
埋葬施設は岩橋型横穴式石室。
玄室は長さ3.8m、幅2.3m、高さ3.2m。
石棚一枚と石梁二本が懸架され、石棚の下には屍床(ししょう)が付設される。
玄門と、羨道の入口である羨門には板状の化粧石が立てられる。
羨門より手前は発達して羨道前庭(せんどうぜんてい)となる。
石室の全長は10.8mで、井辺1号墳とほぼ同規模である。



前山A67号墳


前山A67号墳石室内部


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